ワックスでリングを作ろう3
前回の記事はこちら。
mary8thave.hatenablog.com
今回は裏抜きのはなし。
リングの内側が彫り込んであるのがおわかりいただけるでしょうか?これが裏抜きです。
何のために裏抜きをするのかというと理由は大きく2つ。
①鋳造するにあたって極端に厚みの差があると破損する恐れがあるため、厚みを均一にする
②軽量化と軽量化による原価削減
私の場合は②の理由がメインです。重いと腕→肩→首ときて最終的に頭痛がしてくるんですよね。
今回はシンプルな形状なのでずっしりさせたい方は裏抜きなしで大丈夫だと思います。
例によってひたすら削るんですが、使う道具がちょっと特殊かもしれません。
写真にもあるとおり耳かきタイプのスパチュラを使います。おそらく裏抜き用の形状ではなかろうかと思います。
気をつけないといけないのはうっかり貫通させてしまうこと。時折光にかざして確認しつつ削ってください。
今回はここまで。